G183:色が単独でリンク又はコントロールを特定する場所で、周囲のテキストと一緒に 3:1 のコントラスト比を使用し、そのリンク又はコントロールのフォーカスに追加の視覚的な手がかりを提供する
出典:WAIC. “
G183: 色が単独でリンク又はコントロールを特定する場所で、周囲のテキストと一緒に 3:1 のコントラスト比を使用し、そのリンク又はコントロールのフォーカスに追加の視覚的な手がかりを提供する
” WCAG 2.0 達成方法集(参照2024年7月1日)
概要
G183は、色が単独でリンクやコントロールを特定する場合に、色覚障害を持つユーザーや、色を区別できない環境でも情報を正確に理解できるよう、周囲のテキストとのコントラスト比を確保し、さらにフォーカス時に追加の視覚的な手がかりを提供することを目的としています。
このページでは、ウェブサイト制作でよく直面する課題に対して、基本的で取り組みやすい方法を紹介しています。
ただし、他にも対処すべき状況や多くの手段があり、具体的な状況に応じて最適な方法を選ぶことが大切です。
適用(対象)
こちらは、次の達成基準に関連する達成方法です。
実践的な方法
リンクテキストの視覚的手がかりを追加する
リンクを青色や他の特定の色で表示することが一般的ですが、色だけに頼らず、リンクを識別するための追加の視覚的な手がかりを提供する必要があります。具体的には、リンクに下線を引くことが推奨されます。これにより、色覚障害を持つユーザーや、モノクロ表示のデバイスを使用しているユーザーにもリンクが明確に認識できます。また、リンクがフォーカスされた際に、色の変化、背景色の変更、ボーダーの追加などの視覚的な変化を加えることも重要です。
ボタンの視覚的手がかりを追加する
ボタンが特定の色で強調されている場合、その色に依存せずにボタンであることを明確にするために、アイコンを追加することが有効です。さらに、ボタンがフォーカスされた際に、ボーダーの太さを変える、シャドウを追加する、背景色を変えるなどの視覚的な変化を加えることで、ユーザーがボタンの存在とその機能をより容易に認識できるようにします。
コントラスト比を確保する
リンクやコントロールが周囲のテキストと一緒に使用される場合、これらの要素のコントラスト比を最低3:1以上にすることが求められます。これにより、視認性が向上し、色覚障害を持つユーザーにも情報が伝わりやすくなります。例えば、リンクテキストが青色の場合、その青色が周囲のテキストと3:1以上のコントラスト比を持つようにします。
まとめ
G183は、色が単独でリンクやコントロールを特定する場合に、色に依存せずに情報を伝えるための追加の視覚的な手がかりを提供することを目的としています。リンクやボタンには常に下線やアイコンなどの視覚的な手がかりを追加し、フォーカス時には視覚的な変化を加えることで、すべてのユーザーが操作可能な要素を容易に認識できるようにします。また、周囲のテキストとのコントラスト比を3:1以上にすることで、視認性を確保し、色覚障害を持つユーザーにも情報を正確に伝えることができます。このガイドラインを遵守することで、より多くのユーザーにとって使いやすいウェブサイトを提供することができます。
WCAG 2.0とその翻訳文書の利用について
本ページの内容は、「Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0」、「WCAG 2.0 解説書
」および「WCAG 2.0 達成方法集
」からの引用を含んでいます。引用された内容は、W3CおよびWAICによって公開されており、以下のクリエイティブ・コモンズライセンスに基づいて使用されています。これらのガイドラインを参考にしつつ、ウェブアクセシビリティの向上に向けた具体的な取り組みを分かりやすく説明しています。
WCAG 2.0
この作品はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際ライセンスの下に提供されています。
WCAG 2.0 解説書及び達成方法集
この作品はWCAG 2.0 解説書及び達成方法集からの引用を含みます。翻訳はWAICによって提供されており、文書のステータスは「勧告」です。なお、この文書の正式版はあくまでW3Cのサイト内にある英語版であることにご注意ください。