アクセシビリティ対応の第一歩は現状を知ることから
当社では、ウェブサイトの診断や改善方法のご提案を通じて、すべてのユーザーにとって使いやすいウェブづくりをサポートしています。ご相談・ご依頼は、こちらからお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせウェブページ上にある音声が自動的に再生され、その音声が3秒より長く続く場合、その音声を一時停止もしくは停止するメカニズム、又はシステム全体の音量レベルに影響を与えずに音量レベルを調整できるメカニズムのいずれかを提供する。
出典:WAIC. “
達成基準 1.4.2 を理解する
” WCAG 2.0 解説書(参照2024年6月1日)
ウェブコンテンツ上の音声が他の音声情報を妨げないようにすることを目的としています。特に、自動的に再生される音声がある場合、それがユーザーの操作を妨げないようにする必要があります。これにより、視覚障害や聴覚障害を持つユーザーも含め、すべてのユーザーが情報にアクセスしやすくなります。
このページでは、ウェブサイト制作でよく直面する課題に対して、基本的で取り組みやすい方法を紹介しています。
ただし、他にも対処すべき状況や多くの手段があり、具体的な状況に応じて最適な方法を選ぶことが大切です。
自動再生される音声は、ユーザーが予期せずに再生されることが多く、他の音声情報を聞く際に妨げとなります。特にスクリーンリーダーを使用しているユーザーにとって、背景音は情報を聞き取る妨げとなり、混乱を招く可能性があります。この課題を解決するためには、適切な対策を講じることが必要です。
自動再生される音声を3秒以内に自動的に停止するように設定します。これにより、ユーザーがページを訪れた直後に再生される音声が、長時間にわたりユーザーの操作を妨げることを防ぎます。
自動再生される音声を停止できるコントロールを、ウェブページの先頭に配置します。
これにより、ユーザーはページをスクロールすることなく、すぐに音声を停止できるため、アクセスしやすさが向上します。
音声はユーザーの要求があった場合のみ再生されるように設定します。
これにより、ユーザーは音声再生のタイミングを自分で選択でき、意図しない音声再生による妨げを回避できます。
これらの対策を実施することで、ウェブページがよりアクセシブルになり、すべてのユーザーが情報にアクセスしやすくなります。
本ページの内容は、「Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0」、「WCAG 2.0 解説書
」および「WCAG 2.0 達成方法集
」からの引用を含んでいます。引用された内容は、W3CおよびWAICによって公開されており、以下のクリエイティブ・コモンズライセンスに基づいて使用されています。これらのガイドラインを参考にしつつ、ウェブアクセシビリティの向上に向けた具体的な取り組みを分かりやすく説明しています。
この作品はクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際ライセンスの下に提供されています。
この作品はWCAG 2.0 解説書及び達成方法集からの引用を含みます。翻訳はWAICによって提供されており、文書のステータスは「勧告」です。なお、この文書の正式版はあくまでW3Cのサイト内にある英語版であることにご注意ください。
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